アプリで出会いたい。できれば可愛い子に。
そう思う世の中の男子は多いのではないでしょうか。
友達の友達がアプリで出会って結婚した。
友達が可愛い子とすぐマッチングした。
自分にもよい出会いがあることを期待して、アプリに登録した方も多いと思います。
登録は簡単で気軽なアプリ・・・。
はたして本当に、自分の周りで言われているような、出会いはあるのでしょうか。
この記事では、エンジニア向けの婚活サービスを提供しているWith_itが、アプリを利用している男女の状況や実態について数々のデータをご紹介します。
マッチングアプリで実際に出会っているのか
MMD研究所がスマートフォンを所有する20歳から49歳の男女1,179人を対象に行った「2019年マチンク゛サーヒ゛ス・アフ゜リの利用実態調査」の調査結果によると、
「マッチングサービス・アプリをダウンロードしたきっかけは何ですか?」に対して「知人・友人等の口コミ」が男性:24.2% 女性:34.1%の比率で第1位です。
また、「マッチングサービス・アプリを使い始めた目的は何ですか?」については
<男性>
1位:恋活・恋愛 77.8%
2位:婚活 35%
3位:友達作り 29.8%
<女性>
1位:恋活・恋愛 77.8%
2位:婚活 40.5%
3位:友達作り 27%
※MMD研究所調べ
知人・友人が可愛い子とマッチングした!とか、出会った!ということを聞いて、自分の恋活・恋愛相手を探すために、始めたということが多いようですね。
さらに、
「マッチングサービス・アプリを利用して出会った人とはその後どうなりましたか? 」
の気になる調査結果では、
マッチングアプリで実際に出会った人と
「現在付き合っている」「付き合っていたが別れた」「友達付き合いをしている」が
それぞれ20%前後、「結婚した」人はわずか5%未満。
最も多いのは男女とも「実際に会ってみたが、それ以降はなにもない」という結果が
約40%でした。
結婚までいかなくても、お付き合いをしたり、その後友人関係になったという方が60%程度はいるようですので、恋活・恋愛、友達を探す方には、アプリは向いているとも言えます。
アプリやめた人の理由は何か
では、マッチングサービス・アプリを利用しなくなった理由はどんな内容でしょう。
女性は「やり取りが面倒になった」43.7%がダントツ1位。
「好みのタイプの人に適当にいいねを押していく作業は好きだけど、メッセージを送り合うのがダルい。普段は会社の人と友だちしか話さないので初対面の相手と何を話してよいのかわからない。」
「 いざマッチング成立となった後のメッセージがハードル高いです。
相手に合わせたメッセージをするのも面倒だし、だけど定型文には抵抗があるし…。
結局向こうからのメッセがない限りは返信してません。」などなど
お互いのタイミングや、話題が合えば、リアルの場で出会うまでスムーズなのでしょうが、話題が深堀されなかったり、継続的に送りづつけないと、億劫になってしまい面倒に・・という方も多いようですね。
結局、アプリ内でマッチングしても、リアルの場で出会うまでは「会話を続ける力」が求めらるわけなので、リアルの場までの出会いを強く求める方は、「会話を続ける力」=コミュニケーション力を身につける必要があるということです。
また、男性のアプリやめた理由は、「料金がかかる」29.7%「料金が高いから」25%で1.2位を占めています。アプリは合コンより出費が抑えられる優秀なツールだけど、50%以上がコスト面で利用しなくなる理由のようです。
さらに「出会いがあったから利用しなくなった」27.4%の女性に対して、男性は「出会えなかったから」でやめたのは27.7%。
素敵なお相手とマッチングして「やったー!」と思いきや、返事がなく既読スルー。
出会わないのに、毎月いたずらに料金だけが引き落としされていく・・。そんなの辛いですよね。
それでも、出会いを求めるなら
マッチングアプリのメリットは、場所や時間を選ばず、多くの相手が探せる手軽さです。合コンやナンパは毎日はできないし、ナンパはメンタルが強くないとなかなか、ハードルが高いもの。
人気のマッチングアプリは会員数も500万以上だったりと利用者が多ければ、おのずとマッチング率も高くなり、主体的に行動すれば、条件にあった人に効率よく出会うことが可能です。
ただし、マッチングアプリは、安価で手軽に利用できるサービスなので、会員の属性もさまざま。恋活・婚活以外を目的とする人たち、なかには既婚者や商品の勧誘目的だった方にお会いしたという話も聞いたりましますよね。
本気で出会いを求めるなら、1ヵ月ずつ各マッチングアプリを試して、その中から一番反応が良かったものを継続するようにするのも良いかと思います。
ただ、本気で結婚を考えている人にとっては、効率よいどころか時間の無駄になることも。何人もとお付き合いはできたけれど、「婚活・アプリ疲れ」で終わってしまった。なんてことにならないように、アプリを利用するなら、しっかりとメリ・デメと主体的に行動をすることを理解して活用しましょう!